外壁塗装に必要な高圧洗浄とは?塗料を外壁に密着させる効果
外壁塗装の工事のなかで絶対に欠かせない作業の一つに
「高圧洗浄」があります。
そもそもどうして塗装なのに高圧洗浄が必要なのか
どんな作業をするのかわからない人もいると思います。
見積もりのなかに高圧洗浄が入っていて
本当に必要なのか疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
外壁塗装にとって、高圧洗浄とはどのようなものか
解説していきたいと思います。
外壁塗装にとって高圧洗浄とは
外壁塗装の業者によっても、高圧洗浄の考え方が違い
なかには見積もり時に必要ないと」する人もいます。
高圧洗浄については、業者によって多少の考え方の違いもあります。7
特に昔ながらの業者になると、以前はしていない作業なのもあり嫌がる人もいます。
高圧洗浄は、外壁塗装の最初に芝を設置したあとに行う作業になります。
外壁の工事をはじめてから翌日(2日目)に行うことが多く
家の広さによっては1日がかりの作業になることもあります。
目安として5時間~8時間程度の時間がかかると考えておくと安心です。
また外壁塗装の高圧洗浄は、圧力をかけて外壁の汚れを落としていきます。
パワーも強く、すぐに乾くものではありません(気候によっても異なる)
そのため、外壁に水がついたまま塗装をしてしまうと
膨らんでしまい、すぐに剥がれてしまうこともあります。
高圧洗浄のあとに、一定の乾燥時間を必要とすることも
業者が懸念する理由の一つです。
ただ、これらの手順を踏んで、しっかりと対応してくれているかどうか
によっても、外壁の仕上がりは格段に変わります。
乾燥させる時間を甘くするのもおすすめしません。
この辺りは信頼できる業者あれば、任せてしまったほうが安心です。
高圧洗浄は外壁の密着を高める目的
まず、高圧洗浄によって、塗料を外壁に密着させる効果が期待できます。
外壁は毎日のように紫外線や雨風、排気ガスなどの影響を受け
徐々に経年劣化が進んでいきます。すぐに状態が悪くなるわけではなく
外壁が少しずつすり減っていくように変わっていきます。
例えば、見た目のひび割れや、苔、カビなどもそうですし
触れたときに真っ白な粉がつくチョーキング現象なども起きてしまいます。
外壁塗装で高圧洗浄を行うのは、塗装した塗料を長持ちさせるための作業です。
表面についている汚れを落とすことによって
新しい塗料を密着させる効果が期待できます。
高圧洗浄をせずに塗装してしまうと、すぐに剥がれてしまい意味がありません。
高圧洗浄をしない外壁塗装もある?
ただし、外壁のなかでも高圧洗浄を必要としないケースもあります。
例えば下地の劣化が激しいときは、
高圧洗浄によって余計にダメージを与えてしまうことも考えられます。
結果、ぼろぼろになってしまい、崩壊してしまう危険性もあります。
下地に木材を使っていると、腐敗の原因にもなりますし
使わないほうが懸命です。
また、鉄の部分に外壁塗装を行う場合にサビが見られるときは
高圧洗浄を使わない方が良いと言われています。
一時的にサビを取り除いたとしても
水がサビを増やす原因にもなりかねません。
外壁の種類や状態によっても、あえて高圧洗浄をせずに
作業を進める場合があります。
業者に確認して、高圧洗浄を必要とする工事なのか
事前に把握しておくと安心です。
まとめ
外壁塗装にとって高圧洗浄は重要な役割をしています。
外壁の状態によっては必要ないケースもありますが
基本的には行うものと覚えておいていいと思います。
外壁塗装の密着度を高め、仕上がりもきれいになりますし
長持ちさせたい人にも安心です。
業者によっても高圧洗浄についての
考え方が変わるため、事前に相談しておきましょう。
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